2022.01.31

【LINE広告】基礎から徹底解説

LINEは日本国内で人気があり、多くの人が利用しているSNSです。国内月間アクティブユーザー数は2021年9月時点で8,900万人であり、日本の人口の約70%がLINEを利用している計算となります。

LINEが提供するLINE広告のサービスは、LINEを利用するユーザーに向けて広告配信できることが魅力です当記事ではLINE広告の基礎知識を中心に、LINE広告の申込み・配信のやり方や、成果をあげるポイントも徹底解説します。

目次
1. LINE広告とは?
1-1. 特徴
1-2. 他媒体との違い
2. LINE広告のメリット・デメリット
2-1. メリット
2-2. デメリット
3. LINE広告の配信面
4. クリエイティブフォーマットの種類とおすすめ・広告の可否基準
5. LINE広告の申込みから配信まで
5-1. LINE Business IDの発行
5-2. 広告アカウントの作成
5-3. クレジットカードの登録
5-4. メディア登録とLINE Tagの設置
5-5. 配信設計
5-6. 審査完了・配信開始
6. 成果をあげるポイント
6-1. ターゲティング
6-2. おすすめの業種・商品・サービス等
6-3. LINEの他の機能との併用で得られる効果
まとめ

 

1. LINE広告とは?

LINE広告とは、コミュニケーションアプリである「LINE」に広告を掲載できるサービスです
LINEはユーザー数が多く、年齢層も幅広い特徴があります。さまざまな属性のユーザーに広告配信できることがLINE広告の強みです

1-1. 特徴

LINE広告の大きな特徴として、「新規顧客の獲得率が高い」ことが挙げられますLINEユーザーの中には、SNSでLINEだけを利用しているユーザーが多数存在するためです。

LINEが公表した媒体資料によると、スマートフォン向けのサービスのうち、LINE以外の他サービスでリーチできないユーザーは16.9%に上ります。LINE以外のサービスを積極的に利用していないユーザーにリーチできることが、LINE広告の強みです

(出典:LINE for Business「LINE Business Guide 2022年1月-6月期」/https://www.linebiz.com/sites/default/files/media/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202201-06.pdf

1-2. 他媒体との違い

LINE広告と他媒体の広告を比較した時、大きな違いとなる点が「クリエイティブの疲弊がしにくいこと」です。

LINEはもともと、知り合いとメッセージのやりとりを行えるコミュニケーションアプリとして登場しました。しかし、現在ではLINE NEWSやLINEショッピングなどの豊富なコンテンツを提供して、多くのユーザーニーズを満たしています。

LINE広告には豊富な配信面が用意されているため、同一のクリエイティブを使い続けていても、ユーザーに飽きられにくい傾向にあります

2. LINE広告のメリット・デメリット

LINE広告はターゲティング機能が充実していて、豊富なユーザー数に対しても効果的な広告を打てます一方で、他媒体と比較すると広告の拡散性は低いことがデメリットです。

以下ではLINE広告のメリット・デメリットを詳しく解説します。

2-1. メリット

  • 多彩なターゲティング設定が利用できる

LINE広告はユーザーの年齢・性別・地域・属性・行動・興味関心に基づくターゲティングが行えます。アクションを起こしやすいユーザーに絞って広告を届けられることが魅力です

  • 配信面が豊富に存在する

LINE広告は11種類の配信面に広告を配信できます。LINEユーザーのニーズに近い形での広告表示が可能です。

  • オーディエンス配信が利用できる

LINE広告では、ユーザーのアクションデータを基に広告配信を行う「オーディエンス配信」が利用可能です。成果が出やすいユーザーに広告を表示して、広告の費用対効果を高められます

2-2. デメリット

  • 拡散性が低い

LINE広告には、ユーザーが広告の拡散に協力できる機能がありません。そのため、企業や商品の認知度向上やエンゲージメントに不向きであることがデメリットです。

ただし、LINEでは2021年に「友だち追加広告」をリニューアル実装しており、企業がユーザーとつながりを持つ機会が作られました今後も新機能が実装することで、広告の拡散性が高まる可能性を期待できます。

3. LINE広告の配信面

LINE広告には12種類の配信面が存在します。媒体の特徴や広告の掲載場所が異なるため、配信面の特徴を把握して活用しましょう。


画像参照:LINE for Business

トークリスト

LINEアプリのトークリスト最上部に広告が表示されます。ユーザーの目に留まりやすく、幅広い層にリーチが可能です。

LINE NEWS

ニュースタブのトップページや記事一覧ページの他に、340種類以上ものアカウントメディアの記事一覧ページに広告を表示できます。

LINE VOOM(旧タイムライン)

ショート動画用のプラットフォームであるLINE VOOMに広告を表示できます。LINE VOOMを利用する全ユーザーにリーチが可能です。

ウォレット

ウォレットは、LINE Payなどを管理できるサービスです。ウォレットのページ内に広告が表示されます。

LINEマンガ

LINEマンガは、スマートフォン向けの電子コミックアプリです。マンガの一覧ページに広告が表示されます。

LINE BLOG

LINE BLOGは、幅広い層のユーザーが利用するLINEのブログサービスです。ブログの記事一覧ページに広告が表示されます。

LINEポイントクラブ

LINEポイントクラブは、指定条件の達成でポイントがもらえるサービスです。ポイントのミッション一覧内に広告が表示されます。

LINEショッピング

LINEショッピングは、LINEアプリ上で商品購入ができるショッピングサービスです。商品一覧の中に広告が表示されます。

LINEチラシ

LINEチラシは、地域にある店舗の特売情報などを提供するデジタルチラシです。チラシの一覧ページや商品ページ内に広告を表示できます。

LINEクーポン

LINEクーポンは、国内約5万店舗ものショップで利用できるクーポンサービスです。クーポンの一覧ページに広告を表示できます。

LINEマイカード

LINEマイカードは、ショップ会員証などをまとめて管理できるサービスです。マイカードの一覧とカードを探すページに広告を表示できます。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINEが提供する各種アプリや、提携する外部アプリへの広告配信が行えるサービスです。LINE広告ネットワークを通して多種多様なメディアに広告配信ができます。

4. クリエイティブフォーマットの種類とおすすめ・広告の可否基準

LINE広告に入稿できるクリエイティブは静止画と動画の2種類です。それぞれのクリエイティブについて、用意されているフォーマットの種類とおすすめを紹介します。

静止画

静止画のクリエイティブは、下記の4種類のフォーマットが用意されています。

フォーマットの種類解像度
Card1,200×628
Square1,080×1,080
Carousel1,080×1,080
Small Image600×400

静止画のクリエイティブは、CardもしくはSquareのフォーマットで用意することがおすすめです。Cardは全ての配信面、SquareはLINEマイカード以外の配信面に対応しており、さまざまな媒体に広告配信ができます

動画

動画のクリエイティブは、下記の3種類のフォーマットが用意されています。いずれのフォーマットにおいても、動画の再生時間は最小5秒~最大600秒の範囲で作成してください。

フォーマットの種類アスペクト比
Card16:9
Square1:1
Vertical9:16

動画のクリエイティブも、フォーマットはCardもしくはSquareで用意することがおすすめです。Cardはトークリスト以外の配信面、SquareはトークリストとLINEマイカード以外の配信面に対応しています。

なお、トークリストの配信面はいずれのフォーマットも対応しておらず、動画広告の掲載ができません。

広告の可否基準

LINE広告では、下記の業種・商材についての広告は掲載不可とされています。

・宗教関連

・エステ(一部当社が認めた場合を除く)

・ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)

・アダルト関連

・出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)

・連鎖販売取引

・探偵業

・たばこ、電子タバコ

・武器全般、毒物劇物

・政党

・公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部当社が認めた場合を除く)

・生体販売

・美容整形・ホワイトニングなどを含む医療関連、クリニック、疾患啓蒙サイト等(一部当社が認めた場合を除く)

・整骨院、接骨院、鍼灸院等

・未承認医薬品・医療機器等

・消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)

・ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)

・募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)

・その他弊社が不適合と判断した業種・業態、商品・サービス

(出典:LINE for Business「【公式】LINE広告とは丨ターゲティング、配信面、活用事例のまとめ」/https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20191024/

広告の掲載はできるものの、広告内容については法令等を遵守する必要がある商材も存在します。下記はクリエイティブを制作する際に注意が必要な商材の例です。

・化粧品(薬用化粧品を含む)

・食品や健康食品

・医薬品や医療機器

・健康器具や美容関連器具

・通販サイト

・古物商

・アルコール飲料

・公営ギャンブル

・金融商品

など

また、LINE広告ならではの可否基準も存在していることにも注意してください。

・友だち追加広告のクリエイティブ内では必ず「友だち」と表記する(友達やともだちは不可)

・LINEのコンテンツと誤認や混同を招く表現は禁止されている

・LINEアプリアイコンの変形や装飾は禁止されている

5. LINE広告の申込みから配信まで

LINE広告を配信するためには、最初にLINE Business IDを取得して、広告配信の手続きを進める必要があります一連の流れにかかる日数は、スムーズに進めば10営業日前後です。

LINE広告の申込みから配信までの流れを分かりやすく解説します。

5-1. LINE Business IDの発行

まずはLINE for Businessの公式サイトで、LINE Business IDの発行を申込みます。申込みページにメールアドレスを入力すると登録用リンクが送信されるため、リンクにアクセスしてビジネスアカウントを作成してください。

アカウント作成後には利用規約への同意も行うと、広告マネージャーの管理画面にログインできます

5-2. 広告アカウントの作成

管理画面にログイン後、広告アカウントの作成を行います。広告アカウント作成は下記の流れです。

(1)「新しい広告アカウントを作成」をクリックする

(2)「請求先情報」「広告主情報」「商材情報」「基本情報」を入力する

(3)「作成する」をクリックして完了

なお、広告アカウントの作成にはLINE公式アカウントが必要です。LINE公式アカウントがない場合はあらかじめ開設しておきましょう。

5-3. クレジットカードの登録

広告アカウントの支払いに利用するクレジットカード情報を登録します。

(1)設定の「請求と支払い」をクリックする

(2)請求先一覧から、クレジットカードを登録する請求先名を選ぶ

(3)「クレジットカードを追加」をクリックして、クレジットカード情報を登録する

5-4. メディア登録とLINE Tagの設置

広告マネージャーの管理画面で、広告に使用するメディア(クリエイティブ)の登録を行いますメディア登録は下記の流れです。

(1)画面左上のメニューアイコンから、「共有ライブラリ」の「メディア」をクリックする

(2)「画像」「動画」タブでメディアの形式を選び、「アップロード」をクリックする

また、広告の効果測定を行いたい自社のウェブサイトやランディングページに「LINE Tag」を設置します。

5-5. 配信設計

LINE広告を配信する準備として、広告の配信設計を行います。下記の流れで進めてください。

(1)キャンペーンを作成する

(2)広告グループを作成する

(3)広告を作成する

全ての作業が完了したら、広告を保存します。

5-6. 審査完了・配信開始

「LINE Business IDの発行」から「広告の配信設計」までの作業と並行して、LINE運営側で「広告アカウント」「メディア」「広告」の審査が行われます

審査に問題がなければ、審査が完了した段階で広告配信が可能です。

6. 成果をあげるポイント

LINE広告では多くのユーザーにリーチできる広告が打てるものの、ただ広告を入稿して配信すれば成果が伴うわけではありません。狙った広告効果を出すためには、ポイントを押さえて運用することが大切です。

最後に、LINE広告で成果をあげるポイントを3つ紹介します。

6-1. ターゲティング

LINE広告のターゲティングは、商材の性質や運用目的に沿って設定しましょう。

商材を多くのユーザーに認知してほしい場合は、ターゲティングを広く設定することがおすすめです。

一方で、商材のコンバージョンを目的としている場合は、商材を利用するユーザーに合わせてターゲティングを設定してください

LINE広告では地域・行動・属性のターゲティングについて配信除外設定が利用できるため、うまく活用することで目的の顧客層に絞って広告配信を行えます

6-2. おすすめの業種・商品・サービス等

LINE広告は多種多様な配信面があり、広告がユーザーの目に触れる機会は多くあります。そのため、ユーザーが広告を見てから購入を決めるまでの期間が短い商品・サービスを扱う業種に向いています

たとえば多くの商品を取り扱っているECサイトは、LINE広告に向いているおすすめの商材です。LINE公式アカウントのリッチメニューや、ポイント付与ができるショップカード機能も併用することで、多くの新規・リピーター獲得が期待できます。

6-3. LINEの他の機能との併用で得られる効果

LINE広告と併用できるLINEの機能3つと、併用で得られる効果を紹介します。

・1対1チャット

ユーザーと1対1でチャットできる機能です。質問の回答や予約受付などの顧客対応に利用できます

・リッチメニュー

トーク画面下部にメニューを表示する機能です。ユーザーに利用してほしい機能を設置して、自然にアクションの誘導ができます

・ショップカード機能

LINE上で利用できるポイントを発行・管理できる機能です。サービスを利用したユーザーにポイントを付与して、リピーター化を促せます

他のSNSの広告の記事もあるのでこちらも参考にしてみてください↓↓↓

まとめ

LINE広告はユーザー数の多いLINEに広告配信ができますLINE広告は配信面が多く、優れたターゲティング機能で狙った顧客層に広告を届けられることが強みです。

LINE広告を利用する際は、規定されているクリエイティブの仕様や広告内容を守りましょうLINE広告は申込みから配信までにかかる日数が短く、準備の流れも難しくありません。LINE広告の利用方法を理解できたか不明点があればお問い合わせください。LINE広告での広告配信は、クイックリーも運用代行を承っております。

この記事を書いた人

y.tanaka

営業の田中です。 お客様の側に立ち無理なく最適なプランをご提案させていただきます。 「素早く丁寧に」をモットーにお客様の成果が上がるようにがんばります!!